栄養部門

第5回NSTランチョンプライマリーを開催しました!

【投稿日】2019年2月28日(木)

みなさんこんにちは!管理栄養士THです。

 

本日は、今週月曜に行われたNSTランチョンプライマリーのレポートをお届けします。

当院は2016年4月より日本静脈経腸栄養学会(JSPEN)認定教育施設に認定されており、NST専門療法士資格の受験に必須とされている40時間の実地修練研修を院内で受けることができます。

当院の医療スタッフのみなさんに、栄養に興味を持っていただきたい!NST専任資格をとってもらいたい!という思いから、毎月第2金曜日の夕方18:00からNST勉強会を開催してきましたが、「保育園のお迎えがあって夕方の勉強会は参加できない・・・でも勉強したい!」「金曜日の夕方は早く帰りたい!」という方のために、「ランチョンプライマリー」(ランチタイムの30分を有効活用した「NST専門療法士資格の受験に必須であるプライマリー研修」をランチタイムに開催する試み)を始めました!

全6回シリーズで企画し、NST医師、NST薬剤師、NST看護師にご協力いただき、リレー形式で開催しています。

本日はシリーズ第5回目のNST栄養士による経腸栄養のお話しでした。

患者さんの栄養経路の選択において、腸が機能している場合は、経腸栄養を選択することを基本とする1)。ということはよく知られています。

実際に経腸栄養法は、その投与ルート(経鼻経管、胃瘻など)、栄養剤の種類(成分栄養剤、消化態栄養剤、半消化態栄養剤など)、下痢・嘔吐などの合併症に対する対応など、様々な場面で悩むことが多いものです。

今回は栄養科T主任が、経腸栄養剤の種類から、薬剤の栄養剤、食品の栄養剤の適応の違い、合併症対策まで幅広い内容をお話しして下さいました。普段患者さんの身近で経腸栄養管理を行って下さっている看護師さんたちにも、興味をもっていただけたのではないかと思います。私自身、日々患者さんの経腸栄養プランを考える上で、大いに参考になりました。

NSTランチョンプライマリー全6回シリーズも残すところあと1回!最後はNST看護師さんにご講演いただく予定です。今後もできるだけ多くの方に栄養の知識を有して頂くために、様々な勉強会や講演会を企画していきますので、院内院外問わず、皆様ぜひご参加ください!

それではまた(^^)/

 

参考文献 1) 静脈経腸栄養ガイドライン -第3版-, 2013

 

管理栄養士TH

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