栄養部門

日本病態栄養学会年次学術集会に参加してきました。

【投稿日】2019年1月29日(火)

みなさん、こんにちは。

今回は、1/11-13に神奈川県 横浜で開催された第22回日本病態栄養学会年次学術集会のレポートです!

1/12(土)-13(日) の2日間参加させていただいたので、1日目のレポートを管理栄養士TMが担当させていただきます。

この日は、自分の担当している病棟や興味のある分野の発表を聞きに行きました。

私事ですが、初めての学会ということもあり、少し緊張しながら行かせていただき、他の病院の管理栄養士が発表している姿を見てとても刺激を受けました。

日頃の栄養指導での適塩指導の必要性や、手術前の患者さんへの栄養指導の大切さなど、改めて痛感させていただきました。また、研究といった視点でみる新しい視点にも気づくことができたように感じます。

みなさん、こんには!Kです。1日目の学会終了後は当院の管理栄養士4名で中華料理と紹興酒の研究を行い(笑)、明日の発表の成功祈願に中華街にお詣りしてきました!

最終日のレポートは管理栄養士Hが担当させていただきます。

この日は栄養科より2名が口演発表を行いました。

川手栄養科長(K)は「京都市西京地域”all西京栄養を考える会”活動報告」を行いました。

通称「allの会」では、地域の摂食嚥下調整食を共通言語化するために各施設の食種に学会分類呼称と写真を明記して情報共有したり、「栄養情報提供書」で各施設を行き来する患者さんや入所者さんに適切な食事を即時提供できるようにしています。

そして今後は在宅にも拡げて「一人暮らしでも安心して老いることができる西京地域」に食事面から貢献したいと考え、地域施設の管理栄養士みんなで力を合わせて活動しているという報告でした。

管理栄養士Tは「慢性腎臓病検査教育入院における味覚検査・推定食塩摂取量の検討」に関して発表を行いました。

入院中に栄養指導と併せて減塩食を試し慣れていただくことで、味覚の感受性に変化が見られました。質疑応答では、今後の課題となるような質問&コメントをいただき、腎臓内科の宮田先生も共同演者として質問にお答えいただきました。今後さらに研究を続けていきたいと思います。

学会終了後、新幹線までの時間に、横浜をプチ観光してきました。天気にも恵まれ、横浜赤レンガ倉庫まで散歩しました。青い空に良く映える赤レンガ倉庫です!

2日間を通して大変充実した時間を過ごすことができました。来年は発表できるようにがんばりたいと思います。

Kです。パシフィコは学会会場になることが多く、よく来ますが、いつ来ても素晴らしいですね。また、パシフィコに、横浜に、来れるように、たくさん学び、たくさん研究をして、発表しに、また横浜に来ましょう!

管理栄養士H、TM、K

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