栄養部門

11月18日(日)第3回適塩フォーラムin Kyotoが開催されました

【投稿日】2018年12月1日(土)

先日お知らせしていた第3回適塩フォーラムin Kyotoに参加してきました。

秋晴れの気候に恵まれ、絶好の行楽日和でした!!紅葉も見頃を迎え、嵐山は早朝から観光客で人がいっぱいでした(>_<)

場所は嵐山のど真ん中にある、京都栄養医療専門学校で行われました。

今回のテーマは「適塩な教育を考える」でした。

最初に広島県呉市の日下医院院長 日下美穂先生より、地域全体で行われている適塩の取り組みについてお話がありました。地元のレストランや管理栄養士による適塩メニューを考案してそれを地元情報誌が取り上げることから始まり、適塩のフードフェスを開催したり、小学生が授業の一環で適塩について理解を深めるといった形で適塩活動が広がっていったそうです。

塩は麻薬と同様に依存しやすい性質があるそうで、諸外国に比べて日本の摂取量は10gを超えており、なかなか改善されない課題です。「塩分制限=おいしくない」ではなく、楽しく!おいしく!子供の頃から適塩を知る!ということは将来的には生活習慣病の減少、医療費の削減にもつながり、もはや国策として日本全体で取り組んでいけたら!と感銘を受けた講演でした。

その他、小学校や自治体での取り組み、京都府全体としての活動報告もありました。日頃、病院の管理栄養士として個別に栄養指導を行っていますが、地域全体でできることは何か、視野が広がる講演会となりました。

管理栄養士 I.K

一覧ページへ戻る