栄養部門

第19回日本クリニカルパス学会に参加してきました!

【投稿日】2018年10月22日(月)

みなさんこんにちは!2年目管理栄養士Tです!

今回は、先日北海道 函館で開催された第19回日本クリニカルパス学会のレポートです!

クリニカルパス(以下パス)とは、標準化された医療プログラムのことです。医師、看護師、薬剤師、管理栄養士等の役割が明確にされており、それぞれが何をどの時点で行うかが一定のプログラムに記載されています。パス入院の患者さんはこの計画に沿って入院が遂行されます 1)。

わたしは消化器内科の先生にお誘いしていただき、「消化管ESD患者の体重減少に関する検討〜パス改訂に向けて〜」というタイトルで口頭発表させていただきました!
消化管ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)は1週間程度の入院ですが、今回の調査で入院患者さんの96%が、入院中に体重減少していることが分かりました。管理栄養士として、入院中の体重減少を阻止するべく、今後、消化管ESD患者さんの入院中の食事について、医師の先生方とも相談させていただきながら改善していきたいと思っています

私は初めて参加させていただいた学会ですが、普段なら知ることのできない他院の食事についても知ることができ、とても勉強になりました!

 

~学会グルメ編~
せっかく函館まで行ったので、おいしい海の幸も食べてきました\(^^)/

お通し(4人分)でこの量です!びっくり!普段食べていたお刺身のはるか上をいく味で感動しました。写真には収めていないですが、鮭のハラス焼き、ししゃも焼きなども脂がのってすごくおいしかったです。学会での学びはもちろん、おいしいお料理も含めて、とても実りある学会となりました。

今回学んだことを今後に活かしていきたいと思います!

 

参考文献:1)佐藤和人, 本間健, 小松龍史 編, 2016, エッセンシャル臨床栄養学 第8版, 医歯薬出版株式会社,p.348

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