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2年を振り返って

2024.02.10ブログ

2年を振り返って

2年目のカオナシです。

まずは医師国家試験お疲れ様でした。受験前に我慢していたことを思う存分実行できていますか。入職後のことが気になるかもしれませんが、今は会いたい人に会って、行きたいところに行ってみたら良いのではないかと思います。

 

さて、今回がこのブログを通して私がみなさんと繋がることのできる最後の機会です。桂病院の魅力をどう紹介しようかと考えましたが、他の研修医が毎回様々な視点から語ってくれているのでネタ切れ状態です笑
そこで、私自身の初期研修2年弱を振り返りつつ魅力を少しでもお伝えできればと思います!!(とーーーっても長くなってしまいましたので、気が向いた時にどこか一箇所だけでも読んでみてください笑)
関連のある過去ブログも紹介しますので、よければご覧ください。

<研修医1年目>

・4

どきどきの入職。オリエンテーションや採血実習、救急科寺坂先生のシミュレーション勉強会などに参加しつつ、泌尿器科で研修していました。ユーモアのある先生方の中で楽しく勉強し、腰椎麻酔や前立腺生検、膀胱鏡など手技もたくさん経験させていただきました。

「新年度」

・5

新しい環境に慣れようと必死な1ヶ月が終わり、ゴールデンウィークで一旦息継ぎを。桂病院では病理診断科やリハビリテーション科なども選択することができ、私は5月に病理診断科を選択しました。とても勉強になりましたが、いろんな外科手術をみてから回るとさらに面白かっただろうなとちょっと後悔しています。

「プログラムの目的・特徴」

・6

麻酔科での研修がスタート。ルート確保やAライン挿入、気管挿管など手技だらけの毎日。薬剤の作用や使い分けなど覚えることも多かったです。

・7

久しぶりに開催された現地開催の大阪レジナビへ。100人以上の学生さんとお話し、当院の魅力を伝えることができました。
「気づけばもう7月」

・8

消化器外科で研修をしました。先生方の手術はとてもあざやかで美しいです。普段の手術に加えて緊急手術が多い中、糸結び、縫合、腹腔鏡の使い方など様々なことを教えていただきました。CVポート(皮下に埋め込む中心静脈カテーテル)造設などの小手術は、意思があれば研修医が主体となって執刀させていただけます。

・9

夏休みにしまなみ街道サイクリング旅や大山登山に行きました!当院では有休とは別に夏休みを3日間いただけます。有休と合わせて長期間の旅行に行くこともできます。緊張感のある医療現場から少し離れ、これからも頑張ろうと前向きになることができた良いリフレッシュ期間でした。

「半年を振り返って」

・10

3年目以降の専門領域を真剣に考えはじめた頃。同期も見学に行きはじめました。私自身は産婦人科に進みたいと以前から考えていたため、市中病院と大学病院の違いについて調べました。メンター(その時のローテ科に関わらず研修期間中に相談させていただける先生)が産婦人科の先生であったため、ローテ前にも関わらず進路について相談させていただきました。

・11

救急外来業務にも少し慣れてきたかなと思っていた頃。寒くなると心筋梗塞や脳梗塞など血管に関わる病気の患者さんが増えます。夜中に歩き回って低体温になり、意識状態の悪い重症患者さんも運ばれてきます。緊急性の高い病気やバイタルサインが崩れている患者さんが運ばれてくると、すぐに上級医の先生の助けを呼ぶようにしています。当たり前ですが、まだまだできないことやわからないことばかり。現在は夜間にも必ず救急科の先生が院内にいてくださるのでさらに心強いです。

2023年度桂ER×CCM始動!」
・12

膠原病・糖尿病内分泌内科を併科で回らせていただきました。膠原病の先生はとにかくアセスメントに時間をかけ、カンファレンスもじっくり行っていました。思考力を鍛えられた1ヶ月でした。糖尿病内分泌内科は産婦人科に進む上で特に関わりの深い科なので、血糖コントロールやインスリンについてしっかり学びました。学会発表のチャンスもいただきました。

・1

腎臓内科研修。輸液や電解質、尿所見異常の考え方など学ぶべきことは多くあり、指導医の先生には毎日とても熱心に教えていただきました。さらに腎生検や中心静脈カテーテル挿入など手技も多い科だと改めて感じました。

・2

呼吸器内科研修が始まりました。気管支鏡検査では先生方が丁寧に説明してくださり、実際に検査の一部もさせていただきました。

仲良くできるか心配だった同期は、みんな個性豊かで研修医室に集まるととても賑やかです(時に盛り上がりすぎてうるさいです笑)。研修中に得た新たな発見や知見を共有したり、お互いの失敗談から学んだりと、充実した日々を送りました。

・3

研修医1年目の怒涛の日々も終わりが近づいてきました。ずっと頼ってきた2年目の先生方がそれぞれの道へ進む準備をされており、後輩が入ってくるという緊張感を自覚していました。少しでもかっこいい姿を見せられるよう、勉強しなければと焦っていた時期でもあります。

「流れる季節の真ん中で」

 <研修医2年目>

・4

頼ってばかりいた1年目の頃とは違い、新しく入った1年目の先生に教える立場になりました。実際は的確な回答をすることはほとんどできませんでしたが、面白い考え方や豊富な知識を持った後輩たちに刺激を受けました。さらに、たすきがけプログラムの2年目で桂病院を選んでくれた二人の同期を迎え、さらに研修医室は賑やかになりました!

・5

ウェブでの病院説明会、現地での病院説明会などがあった時期です。4月〜夏は病院説明会が多いので、興味のある方は調べてみてください。

「福岡レジナビに行ってきました!!」

・6

産婦人科研修を終え、やはり自分は産婦人科の道に進みたいのだと再確認した頃。2年目のローテ科は選択幅が広く、ここからは外科系をメインに回りました。オペを乗り切るためには体力が必要ですね。体力をつけるには美味しいご飯をしっかり食べること。桂病院でのご飯事情を知るためには以下の記事を覗いてみてください!

「かつらのごはん」

・7

1年目の先生たちも救急外来に慣れてきて、一緒に入る当直でも頼もしい姿を見ることが増えました。勉強熱心な先生ばかりで、助けられた場面もありました。これからも切磋琢磨していきたいですね。

・8

見学生が多く来てくれる時期です。興味のある病院が見つかれば、ぜひ一度救急外来を見に行ってください。私も当院の救急科研修に特に惹かれて選びました。様々な診療科ご出身の救急科の先生方のもとで、幅広く経験し成長することができます!!

・9

地域実習をさせていただきました。私は桂病院近くの往診クリニックと丹後中央病院での研修を選択しました。どちらも普段の院内研修とは異なる医療の形に触れることができ、とても学びの多い1ヶ月となりました。以下は同期の研修の様子ですが、羨ましいほどに研修期間を満喫していますね笑

「地域研修1ヶ月!」

・10

循環器内科での研修。命の危険にさらされた患者さんがカテーテル治療を受け、元気に退院していく姿をみて、循環器内科という領域の尊さを実感しました。先生方の繊細な手の動きや忍耐強さに毎日驚かされ、尊敬の念がとまりませんでした。

・11

精神科研修では、どの科に進んでも出会うであろうせん妄や不眠への対応などを学びました。薬剤の使い分け、使用する際の注意点を知ることができ、今後の診療に活かしていきたいと感じました。

・12

放射線診断科で読影を行う日々を送りました。産婦人科に進む上で、血管走行や位置関係を意識した読影ができなくてはなりません。また、夜間の救急外来では自分で読影し緊急性を判断する力が必要となります。読影方法に関する指導、レポート作成後のフィードバックなどもいただき、選択して本当によかったと思っています。

・1

2年目の救急科研修2ヶ月目は、ICUでの研修を選択することもできます。私は人工呼吸器管理の勉強やPICC(腕から挿入する中心静脈カテーテル)挿入などの手技をしたいと思い、選択しました。ICU特有の”By System”でのカルテ記載法、考え方などを通して、患者さんを別角度から診ることができました。手技に関しては情けなく悔しい思いでいっぱいです。これからもチャンスがあれば積極的に経験を積みたいです。

 

さて、とても長くなってしまいました。ここまで辿り着いてくれる方は果たしていらっしゃるのでしょうか。現在私は、来年から進む産婦人科で研修中です。4月以降自分で対処しないといけないかもしれないと思うと身が引き締まる思いですが、優しく指導熱心な先生方のもとで楽しく勉強させていただいています。

桂病院の魅力は少しでも伝わりましたか。気になった方はぜひ見学しにきてください。個性豊かな私の同期や頼もしい1年目の先生がたくさんお話してくれますよ!

2年を振り返って

こちらは最近食べたご飯の写真です。また行きたいなー。

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