
僕、研修医1年目。
2026.08.22ブログ
はじめまして、1年目研修医のローゼンタールと申します。
暑い日が続いていますね。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。僕にとっては、手術終わりにアイスを食べるのが最高に気持ちいい今日この頃です。
桂病院で医師として働き始めて、もうすぐ5か月が経とうとしています。まだまだ分からないことばかりで、毎日もがき続けているのは変わりません。それでも最近になって、少しずつ「病院」という場所のことが分かってきたような気がします。
今回は、そんな1年目研修医の「苦悩」と「成長」について、少しリアルに書いてみたいと思います。
医師として働き始めて、まず驚いたのは、医学知識だけでは診療が成り立たないということでした。
恥ずかしながら、医師になるまで、他職種のスタッフの業務はもちろん、医師が病院の中でどのような役割を担っているのかを、十分に理解していませんでした。
例えば「オーダー」です。
薬の処方だけでなく、検査の実施、食事の内容、点滴、入院中のさまざまな指示など、患者さんの診療には数多くの「オーダー」が関わっています。「オーダー」を入れるのは医師の重要は役割であると同時に、それがないと診療が進まないのです。
つまり、医師として働き始めた瞬間から、医学知識だけでなく、「病院というシステムの中で、どうやって患者さんを診療していくのか」まで覚えなければなりません。
救急外来でも病棟でも、何度「先生、オーダーお願いします」と尻を叩かれたことか……😅
もちろん、最初は分からないことだらけでした。
それでも、桂病院のスタッフの皆さんは、その都度「こうしたらいいですよ」と教えてくださいます。分からないことを一つずつ教えてもらいながら、少しずつ病院での診療の流れが分かるようになってきました。
こうしたことは、医学部の授業や実習だけではなかなか身につきません。おそらく、多くの研修医が最初にぶつかる壁の一つなのではないでしょうか。
そして、もう一つの悩みがあります。
「勉強することが多すぎる。」
国家試験に向けてあれだけ勉強したはずなのに、働き始めると、毎日のように新しい疑問が湧いてきます。
「この検査はなぜ必要なんだろう」
「この薬はなぜ選ぶんだろう」
「この患者さんでは、次に何を考えればいいんだろう」
一つ疑問を解決すると、また次の疑問が出てきます。
まるで迷宮を彷徨っているような毎日ですが、同時に、とても新鮮で刺激的な毎日でもあります。
桂病院には、週3回以上の研修医勉強会があります。
その大きな魅力の一つは、ただ講義を聞くだけではなく、参加型の勉強会が多いことです。自分で考え、同期と相談し、ときには答えを間違えながら学ぶ。
そして、勉強会で扱った内容を、実際の診療で経験する。
「あ、この前勉強会でやったことだ」
そう思った瞬間に、それまで知識として覚えていたことが、実際の患者さんと結びついていきます。
勉強会で学んだことが、実際の診療を通して2倍、3倍に膨らんでいく。
そんな実感があります。
もちろん、毎日が順調なわけではありません。
自分の無力さに打ちひしがれる日もあります。もっと勉強しなければと思う日もあります。
それでも、確かに昨日の自分より今日の自分は成長している。
そう感じられる瞬間があります。
そして、その背景には、同期や先輩、そして多くのスタッフの方々の存在があります。
仲間と励まし合い、教え合い、考える。
「一人で頑張る」のではなく、「みんなで成長していく」。
そんな空気が桂病院にはあるように感じています。
まだ研修医生活は始まったばかりです。これからも、分からないことに悩み、失敗し、ときには落ち込みながら、それでも一つずつできることを増やしていきたいと思います。
今回は、1年目研修医の目線から、少しリアルな日常を書いてみました。
「研修医って実際どんな毎日を送っているんだろう」と思っている方に、少しでもその雰囲気が伝わっていれば嬉しいです。
それでは、また会う日まで。
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