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EPOC2?J-OSLER?

2022.07.04ブログ

EPOC2?J-OSLER?

こんにちは、すだちうどんです。昨日レジナビフェアin大阪に参加してきました!久しぶりのオンライン以外でのレジナビフェアという事で、沢山医学生が集まっている景色が懐かしかったです。自分が学生で参加してすっごい疲れたのを思い出しました。(昨日来てくれた学生さんがこのブログ読んでくれる事期待して、)桂病院のブースに来てくれた皆様、ありがとうございました!

 

さてさて、気づけば今年のマッチングの時期が近づいてきており、研修医一同、ブログ更新頑張っております。初めてブログ書きます!なんて言っていた1年目のブログも、読みごたえのある内容でやるなあとおじさん感心しております。

勉強会の内容については、これまでのブログでも度々紹介されているので、今回は医学生の方に向けて、研修医、専攻医の修了に必要な2つの評価システムについて簡単に説明しようと思います。

 

まず、EPOC2E-POrtfolio of Clinical training 2の略でオンライン臨床教育評価システムです。前期研修医の2年間の間に29の症候(けいれん、腹痛など)と26の疾病・病態(心不全・肺炎など)についてのサマリーやカルテ要約を提出しなければなりません。当然どの病院で研修しても提出が必要です。

 

次にJ-OSLER。日本内科学会専攻医登録評価システムの事です。これは内科専門医を目指す人にしか関係ありません。自分が内科志望なのでそれ以外の専攻医システムは分からないです。。

何の略かはさっぱり分かりませんが、内科医の偉人であるWilliam Oslerに名称の由来があると勝手に思っています。

J-OSLERは日本内科学会が定める疾患群・症例の中から、最低でも160症例の経験と29の病歴要約が専攻医研修修了要件となっています。運用され始めたばかりの新専門医制度であり、もしかしたら今後変更点なんかも出てくるかもしれません。

 

どちらのオンライン評価システムも、研修のフローを標準化する事で、病院や地域毎に研修格差が生まれない事を主目的として運用されています。とはいえ、一番強く抱く感情はやっぱり「めんどくさい」です。いや、ほんと多いんです。。

とにかく、こんなのがあるんだなと知ってもらえれば十分です。

 

桂病院は科が豊富で症例が幅広く集まるので、例えば自分は1年ちょっとでEPOC2の対象症候・疾病は全て経験しました。EPOC2の症例で困る事はまずないと思います。

またJ-OSLERも、複数の条件を満たせば初期研修で経験した症例を半数まで登録する事が可能です。日本内科学会指導医の先生方も多数いらっしゃり、新専門医制度での後期研修を一歩リードできる環境だと思います。

当然、研修病院を選ぶ理由は他に大事なものがたくさんありますが、入職してからこんなのがあるなんて知らなかったと後悔しないようにして欲しいと思います。「知ってるは強い」ですね(元Dr.KSR信者)笑

 

今年はようやく東・西医体が開催されると聞きました。運動部に限らず、色んな学生団体の大規模な大会が今年は再開されると思われます。

これは個人の意見ですが、マッチングより西医体の方が数倍緊張しました。将来がかかっているわけでもない西医体のために本気で長い時間かけて準備した事、有意義な時間の使い方だったと今でも思っています。

参加する今の医学生は、大会を開催できる事が当たり前じゃないと知っていると思うので、ぜひ一瞬一瞬を楽しんでもらえたらと思います。濃い夏にして下さい。

写真は全く関係ないですが、今年度パンフレット用の写真撮影をしている2年目とそれをドアからのぞき込む1年目の写真です。
なんかほっこりする1枚でした。研修医一同、この夏も見学お待ちしてます!
※写真撮影用にマスクはずしています。悪しからず。

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