夏到来⁉
2022.06.26ブログ
はじめまして。研修医1年目のダッツです。
学生の頃は更新を楽しみに待つ立場でしたが、ついに書く側になったのかと思うととても感慨深いです!
マッチングを受けるみなさんはそろそろ準備を始める時期だと思います。
急に暑い日が続くようになりましたので、どうか体を壊さないようお気を付けください。
さて、私は先日まで救急科をローテさせていただいていました。
救急は初期研修をするに当たって気になるポイントの一つではないでしょうか!
そこで救急科のとある1日を紹介したいと思います。
7:30〜
救急科の朝はT先生による前日の症例の振り返りから始まります。
一例一例カルテを見ながら問診、身体診察、検査、アセスメント等で足りていない部分や関連した知識を教えて下さります。マンツーマンで、疑問に思ったことはすぐに質問して解消できるのでとても勉強になる時間です。
8:00〜業務開始
当直帯の方から引き継ぎがあれば引き継ぎます。
9:30〜
発熱、呼吸困難で救急搬送依頼。過去のカルテで患者情報を集めたりオーダーを入れたりします。
9:45〜
患者さんが来れば研修医がファーストタッチを行い問診、身体診察等を進めます。一通りの診察を行い、上級医の先生に適宜相談しながら追加の検査や今後の方針(帰宅、入院...)を決めていきます。
救急の現場においても家族対応は大事なので、適宜ご家族さんの元に足を運び現在の状況を説明します。
11:30〜
朝から続く気分不良で救急搬送。
この患者さんは電解質異常を認め、元々フォローされている疾患の悪化が考えられたので、担当科の先生にコンサルし入院の方針となりました。コンサルテーションは研修医の立派なお仕事ですが、必要な情報を上手くまとめて話さないと相手の先生に伝わらないので難しいです…
12:55〜
起床時からのめまいで救急搬送。
めまいを抑える薬を入れつつ、詳しい発生状況を聞いたり身体診察をとりながら鑑別疾患を絞っていきます。最近、同期のめまい患者さんでの失敗エピソードを聞いたばかりで中枢性に怯えながらも、頭部CTやMRIを取るかは患者の状態や所見、本人の希望を聞きながら考えます。
13:30〜お昼ごはん
お昼ごはんの時間はその日の忙しさによって様々で11時になることもあれば14時過ぎになることもあります。桂病院では300円で食堂の利用やお弁当の注文ができるので、私はほぼ毎日お弁当を注文して研修医室で食べています。部屋にいた同期とお話して午後のパワーをチャージしました。
14:00〜
救急外来に戻ってめまい患者さんの経過を観察。
16:30〜
転倒でウォークインにて受診。
転倒時の様子を聞き、傷の処理やX線やCTで骨折の評価をします。
帰宅させる場合は、どんな症状がでたら再び来院して欲しいかをしっかり伝えます。
17:30
当直帯に引き継ぎ
XX:XX〜(また別の日のお昼頃)
患者さんが全然来ない時は人形を使ってシュミレーションをすることがあります。オーダーやコンサルを含めた一連の流れを救急の先生と看護師さんと共に実践していきます。自分の体を動かして行うので本で読むよりも身につきやすいです。
↑吐血による出血性ショックのシュミレーションのメモ
どうでしょうか。少しはイメージが着ましたか??
日中の忙しさはばらつきがありますが、1日3〜6件の患者さんを診ることが多かったです。
救急科は研修医でも自分で考えたり動いたりすることが多いので力がつく期間だと感じました。とは言ってもまだまだ分からないことやできないことが多く、上級医の先生やコメディカルに頼ってばかりですが、先生方はどんな質問をしても丁寧に教えて下さります。(ちなみに現時点で上級医の先生は常勤3人非常勤2人です)
また看護師さんも非常に優秀かつ優しい方ばかりなので、安心して業務ができとても恵まれた環境だと思っています。
詳しい様子は来て見てもらうのが1番だと思いますので、気になった方は是非一度見学に来てご自身で感じてみてくださいね(^^)/
⭐︎告知⭐︎
来週の日曜日はインデックス大阪で開かれるレジナビフェアに参加します!
研修医の雰囲気を感じていただく絶好の機会だと思いますので、少しでも興味がある方はぜひブースにいらっしゃって下さい!!
多くの方にお会いできることを楽しみにしております♪
おまけ
お隣の長岡京市にある楊谷寺のあじさいウィークの花手水の写真です。お花は癒し効果抜群ですね☺
数年前のものですが、毎年6月に開催されてますので、気になった方は是非行ってみてください!
(気づけばもう6月が終わろうとしている…!)
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