
がんと診断された時から終末期まで、その人らしく過ごして頂けるよう多職種と連携しながら、苦痛症状や心のつらさの緩和、さまざまな場面(治療や療養の場の選択など)での意思決定支援を行っています。
KATSURAラダーはジェネラリストとしての看護実践能力の向上を図り、
ラダーレベルをステップアップすることにより、自己の看護の方向性を見出していきます。
新人看護師の育成からスペシャリストや看護管理者の育成など、あらゆる世代の育成をサポートします。
当院の教育計画は、看護部教育理念に基づき、京都桂病院「KATSURAラダー」を構築し、実践しています。看護師個々の看護実践能力を明確にし、個々の能力に見合ったキャリアアップに向け目標設定をしていきます。段階的・主体的に学んでいけるよう院内研修の企画・運営・評価を行っています。
教育研修はOff-JTは勿論の事、現場におけるOJTこそが看護師個々の経験学習となることから双方から展開していく必要があります。現場の教育担当者と連携を図り、教育支援をしています。
理念
病院・看護部理念に基づき、専門職としての倫理観と豊かな感性を養い、
社会のニーズに答えられる質の高い看護を提供できる看護師を育成する。教育体制
※ 横スクロールできます
「看護部研修制度」とは、自己のキャリア開発を進めるにあたり活用できる教育プログラムの一環で、他部署の看護活動を体験的に学ぶ制度です。
レベルⅢで院外講師のサポートを受けながら『初めての看護研究』に2年間かけて取り組みます。
レベルⅣで、各分野の専門・認定看護師が主催する「桂エキスパートナース(KEN)研修」を受講することで、『KEN認定者』となり活動できる。
下記、教育項目のボタンをクリックして閲覧してください。
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
クリニカルラダーのレベル段階に応じた院内外の研修計画が組まれています。また、ラダーレベルごとの評価指標②に沿って自らの看護実践を振り返り、課題の明確化を図ります。看護管理者による目標管理面接や多彩な教育プログラムにより自己のキャリア開発に向けて継続的に支援していきます。
当院で看護師として業務を遂行するための知識・技術を習得するための研修で、各レベルで研修が企画されています。研修内容は、看護記録や医療安全、臨床倫理やリーダーシップなどの研修や自己教育としてリフレクション、アサーティブコミュニケーションなどの研修があります。
各委員会や専門・認定看護師が主催する研修で、個々のキャリアアップを目的としています。必須研修を基礎とし、更にそれぞれの知識・技術の応用を学びます。研修内容は、人工呼吸器、スキンケア、ICLS、がん化学療法、放射線療法などのコースがあります。
学研ナーシングサポートの各コースから自己のキャリアや役割、目標に応じて受講研修を選択します。
院外講師のサポートを受けながら、KATSURAラダーレベルⅢで「初めての看護研究」に2年間かけて学びます。
他部署の看護活動を体験的に学ぶ制度で、自己のキャリア会派鵜を進めるにあたり活用できる研修です。
キャリア採用者が職場にスムーズに適応し、これまでに培った臨床実践能力を発揮しながら、安全でより質の高い看護が遂行できるよう、当院のクリニカルラダーに沿って支援しています。
・看護部オリエンテーション
・部署オリエンテーション
・キャリアに応じた教育計画の立案実施
・京都桂病院職員教育委員会主催中途採用者研修
①医療安全管理②感染管理③メンタルサポート
・看護部主催キャリア採用者研修
①看護記録②看護必要度③IVナース認定プログラム
困難で複雑な健康問題を抱えた人、家族、地域等に対してより質の高い看護を提供するための知識や技術を備えた特定の専門看護分野において卓越した看護実践能力を有する看護師です。
熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護実践のできる看護師です。現在15領域19名の認定看護師がそれぞれの分野で実践・教育・指導を行っています。
がんと診断された時から終末期まで、その人らしく過ごして頂けるよう多職種と連携しながら、苦痛症状や心のつらさの緩和、さまざまな場面(治療や療養の場の選択など)での意思決定支援を行っています。
皮膚や排泄に関する分野を専門としています。ストーマ(人工肛門・人工膀胱)、褥瘡を含むあらゆる創傷や、排泄トラブルなどに対して、健康回復をめざし、その人らしい生活が送れるよう支援しています。又、医師、病棟スタッフや多くの職種と協働しチームで患者さんに関わっています。
私たちの役割は患者・家族・院内に従事するすべての職員を感染から守ることです。そのために、様々な部門、職種の職員と協力し病院内で感染が広がらない用「実践・指導・相談」の活動を行っています。
抗がん剤や免疫療法など薬剤を用いたがん治療が専門です。適切な投与管理谷副作用症状への対処を通し、患者さんやご家族が安心して治療を受けられるようにサポートしています。
放射線治療は様々ながんに対し、治療初期の段階から症状の緩和等幅広く対応できます。治療開始までの準備や治療中、治療後の副作用の管理、通院の調整など、患者さんのご家族が安心して放射線治療を受けて頂けるようサポートしています。
緩和ケアは病気の状態や時期に関係なく、体や心のつらさを和らげることで、生きる希望を支え、その人らしい生活が送れるようにサポートすることを目的としています。治療による副作用や生活でお困りごとなど、さまざまなつらさや悩みに対して多職種と連携しながら対応させて頂きます。
COPDをはじめとする慢性呼吸器疾患の患者さんを対象に、肺の残存機能の維持向上、呼吸困難症状の緩和、さらに生活者の視点に立ったADL拡大を目指した呼吸リハビリテーションを行います。在宅酸素療法や在宅陽圧換気療法を必要とする患者さんが、その人らしく生活できるよう在宅支援しています。
集中ケア分野において急性かつ重篤な患者さんに対し、多職種と行動しながらチーム医療を実践し、更なる重篤化を回避しつつ日常生活の援助を通して、早期回復に向けたリハビリテーションを行います。
仕事や家庭での役割を持つ糖尿病患者さんがその人らしく毎日を過ごすことができるよう多職種と連携を取りながら糖尿病の正しい知識を提供し、生活状況に合わせた自己管理に向けて支援していきます。
認知症を持つ方や認知機能の低下がある方を対象に、入院という環境の変化から起こる混乱を最小限にできるよう、環境調整・ケア提供を行います。また、多職種と連携して「その人らしさ」の理解や「持てる力」を引き出し、意思決定支援や退院後の生活継続への支援・家族支援を行います。
突然に意識障害や運動麻痺などを生じるのが脳卒中です。話すことや歩くことなどが突然できなくなった不安に寄り添い、患者さんの持っている能力を引き出すことができるように看護していきたいと思っています。また、入院時から退院後の生活を見据えて多職種と協働しチームで支援しています。