年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	192	115	241	291	581	993	1943	4218	2415	470

呼吸器外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040040xx97x00x	肺の悪性腫瘍手術あり手術・処置等２なし定義副傷病なし	119	14.85	10.83	0.84	70.81
040040xx99040x	肺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２４あり定義副傷病なし	35	11.23	9.42	0.00	64.49
040200xx01x00x	気胸肺切除術等手術・処置等２なし定義副傷病なし	33	12.94	10.08	0.00	40.79
040200xx99x00x	気胸手術なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	26	7.31	9.18	3.85	50.96
040040xx9900xx	肺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし	16	11.88	13.30	0.00	73.06

呼吸器外科では、肺癌の症例が最も多く、肺癌以外の縦隔腫瘍などの腫瘍性疾患や自然気胸・巨大肺嚢胞などの嚢胞性疾患を中心に、手術療法が必要な呼吸器疾患の診療を広く行っています。特に、肺癌に関しては、年間400名の新規患者さんに対して、診断から治療まで一貫したシステムにより外科治療だけでなく、化学療法、放射線治療、さらに緩和療法などを駆使して最新の診療提供を心がけています。※診療科の特色や治療実績等は当科のページをご覧ください。

消化器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060100xx01xxxx	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術	276	2.34	2.66	0.00	68.18
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎限局性腹腔膿瘍手術等手術・処置等２なし定義副傷病なし	127	8.15	9.53	5.51	76.90
060020xx04xxxx	胃の悪性腫瘍内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術	67	8.13	8.11	0.00	73.12
060380xxxxx00x	ウイルス性腸炎手術・処置等２なし定義副傷病なし	55	6.87	5.86	0.00	51.25
060035xx99x0xx	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２なし	50	5.66	8.33	2.00	75.08

消化器内科では、大腸ポリープや早期大腸癌に対する内視鏡的治療（ポリペクトミーなど）の症例が最も多くなっています。次に胆管炎や総胆管結石などの胆道系疾患、胃の悪性腫瘍、肝臓の悪性腫瘍、炎症や出血の憩室性疾患の症例が多数あります。消化器内科では、良性・悪性、急性・慢性、消化管・肝胆膵を問わず、あらゆる消化器病疾患の診断・治療を行っています。※診療科の特色や治療実績等は当科のページをご覧ください。

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050050xx0200xx	狭心症、慢性虚血性心疾患経皮的冠動脈形成術等手術・処置等１なし、１,２あり手術・処置等２なし	319	4.74	4.44	0.94	74.39
050070xx01x0xx	頻脈性不整脈経皮的カテーテル心筋焼灼術手術・処置等２なし	164	5.20	4.95	0.00	70.56
050170xx03000x	閉塞性動脈疾患動脈塞栓除去術　その他のもの（観血的なもの）等手術・処置等１なし、１あり手術・処置等２なし定義副傷病なし	77	4.88	5.43	1.30	75.61
050130xx9900xx	心不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし	59	24.39	17.23	18.64	83.22
050210xx97000x	徐脈性不整脈手術あり手術・処置等１なし、１,３あり手術・処置等２なし定義副傷病なし	52	11.33	10.56	1.92	80.79

循環器内科では、狭心症に対する経皮的冠動脈形成術等の実施症例が最も多く、次に不整脈に対するカテーテル治療や下肢閉塞性動脈硬化症に対するカテーテル治療の症例が多くなっています。当院では心臓血管専用のカテーテル室を3室運用しており、24時間365日心臓血管疾患に対する緊急対応を行っています。※診療科の特色や治療実績等は当科のページをご覧ください。

リウマチ科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
070560xx99x00x	重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患手術なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	37	20.89	15.28	2.70	66.22
070560xx97xxxx	重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患手術あり	16	58.50	37.12	0.00	62.06
070560xx99x70x	重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患手術なし手術・処置等２７あり定義副傷病なし	-	-	23.08	-	-
040110xxxxx0xx	間質性肺炎手術・処置等２なし	-	-	18.61	-	-
180010x0xxx0xx	敗血症（1歳以上）手術・処置等２なし	-	-	19.20

リウマチ科では、関節リウマチや全身性エリテマトーデス、多発性筋炎、強皮症をはじめとした膠原病などのリウマチ性疾患が多くなっています。リウマチ科では、全身の評価を行いながら、患者様御一人御一人に即した治療を行っています。※診療科の特色や治療実績等は当科のページをご覧ください。※患者数が10未満の場合の数値は「－」で表記しています

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
140010x199x0xx	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重2500g以上）手術なし手術・処置等２なし	33	4.67	6.13	3.03	0.00
180030xxxxxx0x	その他の感染症（真菌を除く。）定義副傷病なし	15	5.13	10.76	0.00	1.20
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症手術なし	14	5.50	13.00	0.00	4.00
0400801199x00x	肺炎等（1歳以上15歳未満）手術なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	11	5.82	5.85	0.00	3.36
040100xxxxx00x	喘息手術・処置等２なし定義副傷病なし	10	4.70	6.46	0.00	3.30

小児科では、肺炎・気管支炎・喘息などの呼吸器疾患、新生児の疾患、ウイルス性腸炎などの感染症が多くなっています。診療内容は感染症を中心に急性疾患が大部分を占めますが、アレルギー疾患をはじめとする慢性疾患や心身症、発達相談など、幅広く対応しています。※診療科の特色や治療実績等は当科のページをご覧ください。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	93	5.39	4.86	2.15	73.04
060335xx02000x	胆嚢炎等腹腔鏡下胆嚢摘出術等手術・処置等１なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	72	6.97	7.23	0.00	64.94
060330xx02xxxx	胆嚢疾患（胆嚢結石など）腹腔鏡下胆嚢摘出術等	70	7.04	6.41	1.43	65.41
060040xx02000x	直腸肛門（直腸Ｓ状部から肛門）の悪性腫瘍肛門悪性腫瘍手術　切除等手術・処置等１なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	52	15.19	15.31	0.00	68.90
060150xx03xxxx	虫垂炎虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等	44	5.48	5.44	0.00	42.14

外科では、胆のう炎・胆のう結石症に対する腹腔鏡下手術、鼠径ヘルニアに対する手術、大腸癌に対する手術、虫垂炎に対する手術の症例が多くなっています。外科では、「あらゆる外科治療、手術において現時点で最良と考えられる治療を提供すること」を目標として、上記以外にも、消化器疾患を中心にあらゆる外科治療に対応しています。※診療科の特色や治療実績等は当科のページをご覧ください。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx01xxxx	股関節・大腿近位の骨折人工骨頭挿入術　肩、股等	60	24.72	25.09	65.00	83.97
07040xxx01xxxx	股関節骨頭壊死、股関節症（変形性を含む。）人工関節再置換術等	46	25.76	21.03	32.61	70.07
160620xx01xxxx	肘、膝の外傷（スポーツ障害等を含む。）腱縫合術等	40	16.68	13.96	0.00	52.53
070230xx01xxxx	膝関節症（変形性を含む。）人工関節再置換術等	39	25.46	23.36	38.46	77.82
160760xx97xx0x	前腕の骨折手術あり定義副傷病なし	32	2.75	5.18	0.00	61.91

整形外科では、令和2年度は大腿骨頸部骨折の手術の症例が最も多く、次に変形性股関節症の手術、変形性膝関節症の手術、腰椎すべり症・腰部脊柱管狭窄症などの手術、半月板損傷の手術の症例が多くなっています。整形外科では、人工関節手術、骨折手術、スポーツ整形などさまざまな症例に対応し、治療を行っています。※診療科の特色や治療実績等は当科のページをご覧ください。

形成外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
070010xx970xxx	骨軟部の良性腫瘍（脊椎脊髄を除く。）その他の手術あり手術・処置等１なし	23	4.26	4.76	0.00	48.48
020230xx97x0xx	眼瞼下垂手術あり手術・処置等２なし	19	3.00	3.07	0.00	75.63
160200xx0200xx	顔面損傷（口腔、咽頭損傷を含む。）鼻骨骨折整復固定術等手術・処置等１なし手術・処置等２なし	10	2.40	5.28	0.00	32.00
070010xx010xxx	骨軟部の良性腫瘍（脊椎脊髄を除く。）四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等手術・処置等１なし	－	－	5.39	－	－
080006xx01x0xx	皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）皮膚悪性腫瘍切除術等手術・処置等２なし	－	－	7.71	－	－

形成外科では、いろいろな部位にある軟部腫瘍の手術の症例が最も多く、次に眼瞼下垂の手術、膿皮症、皮膚の悪性腫瘍の症例が多くなっています。その他にも、唇裂、口蓋裂、耳介奇形、手足の奇形などの先天異常やケガ、手術、ヤケドなどで生じた形態的変形や機能的障害など、幅広い疾患の治療を行っています。※診療科の特色や治療実績等は当科のページをご覧ください。※患者数が10未満の場合の数値は「－」で表記しています

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010050xx02x00x	非外傷性硬膜下血腫慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等手術・処置等２なし定義副傷病なし	27	12.15	12.04	11.11	82.78
010040x099000x	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	23	22.26	18.86	56.52	70.43
160100xx99x00x	頭蓋・頭蓋内損傷手術なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	22	11.14	8.18	13.64	68.73
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷その他の手術あり手術・処置等２なし定義副傷病なし	21	7.62	9.68	14.29	78.38
010060x2990201	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２２あり定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2	15	18.27	15.54	33.33	73.93

脳神経外科では、DPCコードの分岐のため集計表には表記されていませんが脳梗塞の症例が最も多く、次に慢性硬膜下血腫の手術、脳出血の手術、脳動脈瘤の手術の症例が多くなっています。脳神経外科では、脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷、顔面痙攣、三叉神経痛､脊髄脊椎疾患など脳神経疾患全般にわたって外科的治療を行っています。また救急疾患である脳卒中への対応として、脳神経内科、ﾘﾊﾋﾞﾘﾃｰｼｮﾝ科、放射線科などの他科と密に連携して、脳卒中に対するﾁｰﾑ医療を行っています。※診療科の特色や治療実績等は当科のページをご覧ください。

心臓血管外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050163xx03x0xx	非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤ステントグラフト内挿術手術・処置等２なし	35	15.09	11.56	2.86	76.00
050180xx02xxxx	静脈・リンパ管疾患下肢静脈瘤手術等	20	2.10	2.74	0.00	69.75
050161xx97x1xx	解離性大動脈瘤その他の手術あり手術・処置等２１あり	13	37.08	29.23	23.08	62.38
050161xx9900xx	解離性大動脈瘤手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし	－	－	17.53	－	－
050080xx0101xx	弁膜症（連合弁膜症を含む。）ロス手術（自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術）等手術・処置等１なし手術・処置等２１あり	－	－	22.56	－	－

心臓血管外科では、胸腹部大動脈瘤の手術の症例が最も多く、次に下肢静脈瘤の手術、弁膜症の手術、急性大動脈解離の症例が多くなっています。心臓血管センターの外科部門として、循環器内科との連携のもと、心臓、大血管、末梢血管のあらゆる疾患に365日、24時間体制で対応しています。※診療科の特色や治療実績等は当科のページをご覧ください。※患者数が10未満の場合の数値は「－」で表記しています

産婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
120060xx02xxxx	子宮の良性腫瘍腹腔鏡下腟式子宮全摘術等	69	6.71	6.10	56.12
120070xx02xxxx	卵巣の良性腫瘍卵巣部分切除術（腟式を含む。）　腹腔鏡によるもの等	51	6.94	6.16	41.47
120180xx01xxxx	胎児及び胎児付属物の異常子宮全摘術等	31	11.06	9.45	33.39
120220xx01xxxx	女性性器のポリープ子宮全摘術等	30	1.37	2.93	42.23
12002xxx01x0xx	子宮頸・体部の悪性腫瘍子宮悪性腫瘍手術等手術・処置等２なし	22	9.23	11.96	66.27

産婦人科では、子宮筋腫の症例が最も多く、次に卵巣腫瘍・卵巣嚢腫、子宮内膜増殖症、分娩に伴う疾患の症例が多くなっています。その他では、子宮癌、卵巣癌、子宮頚部異形成なども多数あります。産婦人科では、婦人科・産科とも幅広い疾患の治療を行っています。※診療科の特色や治療実績等は当科のページをご覧ください。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
020110xx97xxx0	白内障、水晶体の疾患手術あり片眼	298	3.11	2.76	75.05
020110xx97xxx1	白内障、水晶体の疾患手術あり両眼	172	5.95	4.95	76.55
020200xx9710xx	黄斑、後極変性手術あり手術・処置等１あり手術・処置等２なし	33	6.03	6.49	68.36
020160xx97xxx0	網膜剥離手術あり片眼	27	8.22	8.97	55.04
020240xx97xxx0	硝子体疾患手術あり片眼	11	4.91	5.65	75.27

眼科に入院されるのは、白内障手術（水晶体再建術）目的の方が最多です。ついで網膜剥離、増殖糖尿病網膜症、黄斑円孔、黄斑前膜、など硝子体手術目的の方となります。数は少ないですが視神経炎や原田病などぶどう膜炎で入院される方もいらっしゃいます。※診療科の特色や治療実績等は当科のページをご覧ください。

耳鼻いんこう科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
100020xx010xxx	甲状腺の悪性腫瘍甲状腺悪性腫瘍手術　切除（頸部外側区域郭清を伴わないもの）等手術・処置等１なし	26	8.23	8.50	54.54
030240xx99xxxx	扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎手術なし	23	5.96	5.63	40.87
030350xxxxxxxx	慢性副鼻腔炎	18	6.83	6.71	63.94
030230xxxxxxxx	扁桃、アデノイドの慢性疾患	17	7.18	7.94	20.41
030150xx97xxxx	耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍手術あり	15	7.13	7.20	60.13

耳鼻いんこう科では、甲状腺腫瘍、扁桃炎などの扁桃疾患、副鼻腔炎、耳下腺腫瘍の症例が多くなっています。耳鼻いんこう科では、呼吸と嚥下という重要な生命機能に関わる部分のほかに、聴覚、前庭、臭覚、味覚などの感覚の働き、聞く、話すといったコミュニケーションに関わる部分など、生活の質を大きく左右する器官を取り扱っています。※診療科の特色や治療実績等は当科のページをご覧ください。

脳神経内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010060x2990401	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２４あり定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2	21	16.14	15.64	28.57	73.29
010230xx99x00x	てんかん手術なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	12	9.33	7.48	8.33	69.58
010080xx99x0x1	脳脊髄の感染を伴う炎症手術なし手術・処置等２なし15歳以上	10	17.30	17.00	30.00	52.10
010040x099000x	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	－	－	18.86	－	－
010060x2990201	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２２あり定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2	－	－	15.54	－	－

脳神経内科では、DPCコードの分岐のため集計表には表記されていない分もありますが、脳梗塞、脳塞栓の症例が最も多くなっています。その他にも、パーキンソン病やギランバレー症候群、筋萎縮性側索硬化症、慢性炎症性脱髄性多発神経炎など、脳血管障害から変性性疾患、感染性疾患、神経免疫性疾患、てんかん性疾患、脊髄性疾患、末梢神経・筋肉性疾患まで多彩な疾患の治療を行っています。※診療科の特色や治療実績等は当科のページをご覧ください。※患者数が10未満の場合の数値は「－」で表記しています

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080010xxxx0xxx	膿皮症手術・処置等１なし	27	8.26	12.87	7.41	60.04
080020xxxxxxxx	帯状疱疹	11	8.36	9.12	0.00	69.09
080090xxxxxxxx	紅斑症	－	－	10.48	－	－
080110xxxxx0xx	水疱症手術・処置等２なし	－	－	28.91	－	－
080190xxxxxxxx	脱毛症	－	－	3.38	－	－

皮膚科では、いろいろな部位にできる蜂窩織炎の症例が最も多く、次に帯状疱疹が多くなっています。その他では、水虫からアトピー性皮膚炎、いぼ、乾癬など日常皮膚疾患を主に治療しています。膠原病や皮膚腫瘍・皮膚潰瘍などは、必要に応じて他科との診療連携を行っています。※診療科の特色や治療実績等は当科のページをご覧ください。※患者数が10未満の場合の数値は「－」で表記しています

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110070xx03x0xx	膀胱腫瘍膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術手術・処置等２なし	106	5.26	7.13	0.94	75.51
110080xx991xxx	前立腺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１あり	101	2.81	2.54	0.00	70.44
11012xxx020x0x	上部尿路疾患経尿道的尿路結石除去術手術・処置等１なし定義副傷病なし	40	6.28	5.67	5.00	68.53
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症手術なし	38	11.05	13.00	15.79	77.16
110080xx01xxxx	前立腺の悪性腫瘍前立腺悪性腫瘍手術等	33	10.36	11.89	0.00	70.12

泌尿器科では、膀胱癌の手術の症例が最も多くなっています。次に前立腺癌に対する前立腺生検法の症例、尿管狭窄、腎結石・尿管結石、前立腺癌の症例が多くなっています。泌尿器科では、腹腔鏡手術・手術支援ロボットダヴィンチによる手術や尿路結石の内視鏡手術・体外衝撃波粉砕に力点をおき、男性の不妊相談、尿失禁の相談など、泌尿器科疾患の全領域にわたって治療を行っています。※診療科の特色や治療実績等は当科のページをご覧ください。

呼吸器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040040xx9910xx	肺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１あり手術・処置等２なし	126	2.24	3.39	0.00	72.24
040040xx99040x	肺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２４あり定義副傷病なし	80	10.45	9.42	0.00	71.09
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２なし	53	25.81	20.51	45.28	86.68
040110xxxxx0xx	間質性肺炎手術・処置等２なし	53	22.23	18.61	7.55	77.92
040040xx9900xx	肺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし	33	12.48	13.30	3.03	75.03

呼吸器内科では、肺癌の症例が最も多くなっています。次にDPCコードの分岐のため集計表には表記されていませんが、肺炎、睡眠時無呼吸症候群の症例が多くなっています。その他には、肺気腫・気管支喘息といった慢性呼吸器疾患、肺結核・肺真菌症などの感染症、間質性肺炎などのびまん性肺疾患などの呼吸器疾患全般の治療を行っています。※診療科の特色や治療実績等は当科のページをご覧ください。

腎臓内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110280xx9900xx	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし	99	8.69	11.04	2.02	65.14
110280xx02x00x	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全動脈形成術、吻合術　その他の動脈等手術・処置等２なし定義副傷病なし	36	10.03	8.15	0.00	73.17
110280xx9901xx	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２１あり	35	16.60	14.01	0.00	72.14
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症手術なし	34	12.71	13.00	11.76	72.47
110280xx9902xx	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２２あり	21	5.14	8.90	0.00	63.71

腎臓内科では、慢性腎不全の症例が最も多く、その他では、急性・慢性腎炎、尿路感染症、ネフローゼ症候群の症例が多くなっています。また、健診で指摘された蛋白尿や血尿などの尿異常から血液透析などの腎代替療法を必要とする慢性腎不全まで、腎臓病に関係したあらゆる病態に対応しています。※診療科の特色や治療実績等は当科のページをご覧ください。

救急科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
161070xxxxx00x	薬物中毒（その他の中毒）手術・処置等２なし定義副傷病なし	15	2.73	3.81	6.67	45.27
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷その他の手術あり手術・処置等２なし定義副傷病なし	－	－	9.68	－	－
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２なし	－	－	20.51	－	－
160100xx99x00x	頭蓋・頭蓋内損傷手術なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	－	－	8.18	－	－
161060xx99x0xx	詳細不明の損傷等手術なし手術・処置等２なし	－	－	3.33	－	－

救急科では、急性薬物中毒の症例が最も多く、その他ではさまざまな外傷の症例が多くなってなっています。救急科では、救急外来に受診される患者さん全ての初期対応として、問診・診察・検査・重傷の場合は同時に蘇生対応を行い、必要に応じて専門科と連携して治療を行っています。※診療科の特色や治療実績等は当科のページをご覧ください。※患者数が10未満の場合の数値は「－」で表記しています

血液内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
130030xx99x4xx	非ホジキンリンパ腫手術なし手術・処置等２４あり	83	13.75	11.14	4.82	76.14
130060xx97x40x	骨髄異形成症候群手術あり手術・処置等２４あり定義副傷病なし	68	12.63	18.98	1.47	77.78
130030xx99x5xx	非ホジキンリンパ腫手術なし手術・処置等２５あり	60	17.95	20.27	3.33	72.73
130060xx99x4xx	骨髄異形成症候群手術なし手術・処置等２４あり	41	9.78	10.18	0.00	71.85
130030xx99x6xx	非ホジキンリンパ腫手術なし手術・処置等２６あり	39	12.03	14.15	0.00	75.85

血液内科では、悪性リンパ腫、骨髄異形成症候群の症例が多くなっています。その他では、多発性骨髄腫、急性白血病、再生不良性貧血、特発性血小板減少性紫斑症などの血液疾患全般にわたって幅広く対応しています。血液内科では、地域に根ざした医療を心がけ、外来に受診される患者さんは、近隣の診療所の先生からの紹介がほとんどです。※診療科の特色や治療実績等は当科のページをご覧ください。

糖尿病・内分泌内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
10007xxxxxx1xx	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）手術・処置等２１あり	131	14.98	14.60	0.00	69.37
10007xxxxxx0xx	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）手術・処置等２なし	36	11.14	11.26	0.00	70.17
10006xxxxxx1xx	１型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）手術・処置等２１あり	18	14.39	13.57	5.56	65.11
100180xx990x0x	副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍手術なし手術・処置等１なし定義副傷病なし	13	4.46	6.26	0.00	58.15
100040xxxxx00x	糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡手術・処置等２なし定義副傷病なし	－	－	13.33	－	－

糖尿病・内分泌内科では、2型糖尿病の症例が最も多くなっています。糖尿病教育入院は、基本的に火曜日からの10日間の糖尿病ﾊﾟｽで対応しています。糖尿病・内分泌内科では、長期間の医療を必要とする疾患が多いため、症状が落ち着けば地域の医院・診療所（かかりつけ医）で定期的な診療をしていただき、専門的な医療が必要な場合に当院を受診していただくという医療連携ネットワークを重視し、診療を行っています。※診療科の特色や治療実績等は当科のページをご覧ください。※患者数が10未満の場合の数値は「－」で表記しています

腫瘍内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060035xx99x6xx	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２６あり	36	5.31	4.51	0.00	70.92
060020xx99x3xx	胃の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２３あり	30	2.00	6.36	0.00	60.67
060060xx99030x	胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２３あり定義副傷病なし	17	5.47	6.52	0.00	61.82
06007xxx9906xx	膵臓、脾臓の腫瘍手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２６あり	－	－	5.41	－	－
060060xx9703xx	胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍その他の手術あり手術・処置等１なし手術・処置等２３あり	－	－	14.59	－	－

腫瘍内科では、大腸癌の化学療法の症例が最も多く、次に胃癌、膵癌、胆管癌の症例が多くなっています。腫瘍内科では、患者さんのニーズに合わせ、外来での日帰り化学療法と1泊～数日間入院での科学療法の双方に対応しています。※診療科の特色や治療実績等は当科のページをご覧ください。※患者数が10未満の場合の数値は「－」で表記しています

乳腺外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
090010xx010xxx	乳房の悪性腫瘍乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等手術・処置等１なし	38	7.34	10.30	2.63	63.24
090010xx02xxxx	乳房の悪性腫瘍乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）	30	5.00	6.02	0.00	62.77
090020xx97xxxx	乳房の良性腫瘍手術あり	－	－	4.13	－	－
090010xx99x0xx	乳房の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２なし	－	－	9.58	－	－
090010xx011xxx	乳房の悪性腫瘍乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等手術・処置等１あり	－	－	15.87	－	－

乳腺外科では、乳癌の症例が最も多くなっています。手術治療を行う症例が多数です。乳腺外科では、乳腺診療チームを結成し、乳癌に対して検診、治療、緩和と一貫して他職種により様々な面から検討を行い、責任を持って患者様中心の医療、精神的サポートができるようにしています。※診療科の特色や治療実績等は当科のページをご覧ください。※患者数が10未満の場合の数値は「－」で表記しています

緩和ケア科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040040xx9900xx	肺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし	26	22.35	13.30	0.00	74.96
06007xxx9900xx	膵臓、脾臓の腫瘍手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし	10	17.90	11.24	10.00	78.60
060050xx99000x	肝・肝内胆管の悪性腫瘍（続発性を含む。）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし定義副傷病なし	－	－	8.65	－	－
060020xx97x0xx	胃の悪性腫瘍その他の手術あり手術・処置等２なし	－	－	15.03	－	－
060020xx99x0xx	胃の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２なし	－	－	10.73	－	－

緩和ケア科では肺癌の症例が最も多く、次に消化器系の癌の症例が多くなっています。緩和ケア科では、緩和ケア外来と緩和ケア病棟を中心に、がん治療のすべての時期を通じて最善の緩和ケアを提供できる体制をとっています。※診療科の特色や治療実績等は当科のページをご覧ください。※患者数が10未満の場合の数値は「－」で表記しています

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	83	15	33	95	63	78	1	6,7,8
大腸癌	64	36	111	122	69	93	1	6,7,8
乳癌	30	21	ー	ー	ー	ー	1	8
肺癌	99	26	99	197	206	113	1	7,8
肝癌	18	ー	12	ー	15	78	1	7,8

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	11	15.09	59.18
中等症	83	15.90	77.88
重症	31	24.87	80.94
超重症	ー	35.00	ー
不明	ー	0.00	ー

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	141	27.04	75.55	35.33
その他	ー	13.67	ー	ー

呼吸器外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K514-23	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は１肺葉を超える）	72	2.47	11.42	0.00	71.21
K5131	胸腔鏡下肺切除術（肺嚢胞手術（楔状部分切除））	35	7.11	6.46	0.00	41.23
K514-21	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（部分切除）	22	2.45	8.68	0.00	67.77
K5143	肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は１肺葉を超えるもの）	15	3.47	18.33	6.67	73.80
K5132	胸腔鏡下肺切除術（その他）	12	2.83	7.33	0.00	70.33

呼吸器外科では、肺癌及び肺癌以外の疾患でもほとんどの症例を胸腔鏡下手術で行っています。手術症例は、リハビリテーション科と協力して、術前から指導を行い、手術当日より呼吸リハビリを開始し、早期退院を目指しています。また、手掌多汗症に対する胸腔鏡下交換神経切除術も行っています。2018年から肺癌に対してダ・ヴィンチによるロボット支援手術も行っています。

消化器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	255	0.18	1.13	0.00	68.43
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	98	2.69	11.39	4.08	75.98
K6532	内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術（早期悪性腫瘍粘膜下層）	65	1.02	6.17	0.00	73.28
K654	内視鏡的消化管止血術	49	1.43	9.59	2.04	75.94
K722	小腸結腸内視鏡的止血術	41	0.98	5.80	2.44	71.05

消化器内科では、大腸の内視鏡手術の症例が最も多く、次に肝臓・膵臓・胆道系疾患に対する内視鏡的胆道ステント留置術、胃の内視鏡手術などが多くなっています。その他にも肝細胞癌の肝動脈血管塞栓術、早期の胃癌・食道癌・大腸癌に対しては根治性が高く侵襲の少ない内視鏡的粘膜下剥離術（ESD）など、多くの手術を行っています。

循環器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5951	経皮的カテーテル心筋焼灼術（心房中隔穿刺、心外膜アプローチ）	174	4.34	4.31	0.00	72.37
K5481	経皮的冠動脈形成術（高速回転式経皮経管アテレクトミーカテーテル）	149	4.72	5.56	4.03	76.07
K616	四肢の血管拡張術・血栓除去術	106	1.57	6.66	5.66	74.93
K5463	経皮的冠動脈形成術（その他）	85	1.89	2.53	3.53	73.33
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術（その他）	80	2.08	5.78	0.00	73.78

循環器内科で行う冠動脈カテーテルの手術は、高速回転式アテレクトミーを含む複雑治療も積極的に行っています。不整脈に対する経皮的カテーテル心筋焼灼術では、心房細動を中心とした種々の不整脈治療を行っています。また末梢動脈疾患へのカテーテル治療も多数行っています。

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	153	1.51	4.93	1.31	65.76
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	58	1.47	2.93	0.00	71.64
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術	43	2.86	10.21	0.00	73.56
K655-22	腹腔鏡下胃切除術（悪性腫瘍手術）	37	6.08	13.38	2.70	74.43
K6112	抗悪性腫瘍剤動脈，静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置（四肢に設置した場合）	37	0.97	3.41	0.00	69.92

外科では、腹腔鏡下での胆嚢摘出術が最も多く、次に鼠径ヘルニア手術、大腸癌の手術、胃癌の手術の症例が多くなっています。痔疾患やその他の消化器疾患の手術も多数行っており、最新の腹腔鏡手術を中心に、日々更新されていく最新の手術治療を提供しています。手術支援ロボットda Vinciも導入し、胃癌、直腸癌のロボット手術も常時可能となりました。また急性腹症（腹膜炎）や救急疾患に対しても、即座に手術対応が可能な体制で臨んでいます。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0821	人工関節置換術（肩，股，膝）	86	1.72	22.93	33.72	73.14
K0461	骨折観血的手術（肩甲骨，上腕，大腿）	43	1.44	23.42	60.47	81.93
K069-3	関節鏡下半月板縫合術	35	2.26	13.20	2.86	56.23
K0811	人工骨頭挿入術（肩，股）	22	3.68	20.36	59.09	82.86
K0462	骨折観血的手術（前腕，下腿，手舟状骨）	20	1.05	7.30	10.00	53.00

整形外科では、令和2年度は股関節・膝関節の人工関節置換術が最も多く、次に上腕や大腿の骨折手術、関節鏡下半月板縫合術、人工骨頭挿入術が多くなっています。その他にも、スポーツ整形分野で肩、肘、膝、足関節の鏡視下手術を多数行っています。術後早期からリハビリを行い、合併症の軽減とともに早期退院、早期転院を可能にしました。

形成外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2193	眼瞼下垂症手術（その他）	13	0.00	2.15	0.00	76.69
K0063	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径６ｃｍ以上１２ｃｍ未満）	11	0.55	2.91	0.00	54.82
K0072	皮膚悪性腫瘍切除術（単純切除）	－	－	2.33	－	－
K2191	眼瞼下垂症手術（眼瞼挙筋前転法）	－	－	1.67	－	－
K0301	四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術（肩，上腕，前腕，大腿，下腿，躯幹）	－	－	3.80	－	－

形成外科では、眼瞼下垂症手術が最も多く、次にいろいろな部位にある良性・悪性の腫瘍摘出の症例が多くなっています。その他にも、腫瘍切除後や外傷による組織欠損の修復や再建なども行っています。※患者数が10未満の場合の数値は「－」で表記しています

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K164-2	慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術	31	0.45	11.00	12.90	82.06
K178-4	経皮的脳血栓回収術	18	0.00	26.78	72.22	77.61
K1781	脳血管内手術（１箇所）	－	－	47.89	－	－
K1771	脳動脈瘤頸部クリッピング（１箇所）	－	－	49.86	－	－
K609-2	経皮的頸動脈ステント留置術	－	－	15.83	－	－

脳神経外科では、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術の症例が最も多く、次に経皮的頸動脈ステント留置術、脳血管内手術、頭蓋内腫瘍摘出術、脳動脈瘤頸部クリッピング術が多くなっています。その他にも、血管内治療及び直達手術により脳神経疾患全般にわたって外科的治療を行っています。※患者数が10未満の場合の数値は「－」で表記しています

心臓血管外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5612ﾛ	ステントグラフト内挿術（１以外の場合）（腹部大動脈）	22	3.59	15.91	9.09	77.23
K5612ｲ	ステントグラフト内挿術（１以外の場合）（胸部大動脈）	21	11.00	20.71	4.76	79.29
K5603ﾆ	大動脈瘤切除術（上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術）（その他のもの）	19	5.95	43.16	15.79	69.68
K617-4	下肢静脈瘤血管内焼灼術	18	0.06	1.00	0.00	68.78
K5612ﾊ	ステントグラフト内挿術（１以外の場合）（腸骨動脈）	－	－	8.14	－	－

心臓血管外科では、大動脈瘤にするステントグラフト内挿術が最も多く、次に下肢静脈瘤に対しての血管内焼灼術、大動脈瘤切除術、弁置換術が多くなっています。その他にも、冠動脈バイパス術などの手術も多数行っています。※患者数が10未満の場合の数値は「－」で表記しています

産婦人科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K877-2	腹腔鏡下腟式子宮全摘術	80	1.05	5.10	56.80
K8882	子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡）	55	2.04	4.98	44.51
K8982	帝王切開術（選択帝王切開）	40	3.63	7.15	32.75
K872-32	子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術（その他）	29	0.10	0.17	42.69
K867	子宮頸部（腟部）切除術	23	1.00	1.00	43.22

産婦人科では、子宮筋腫に対する子宮全摘術が最も多く、卵巣腫瘍・卵巣嚢腫に対する子宮付属器腫瘍摘出術、子宮内膜症の日帰りでの子宮内膜掻爬術、帝王切開術の症例が多くなっています。子宮筋腫や卵巣腫瘍などの良性腫瘍では、多くの症例を腹腔鏡下手術かロボット支援手術で行っています。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2821ﾛ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他のもの）	453	0.81	2.36	0.00	75.88
K2801	硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含む）	83	0.80	4.48	0.00	65.07
K2802	硝子体茎顕微鏡下離断術（その他）	13	1.00	3.08	0.00	71.92
K2821ｲ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（縫着レンズを挿入するもの）	11	1.36	1.64	0.00	68.00
K2683	緑内障手術（濾過手術）	－	－	6.11	－	－

眼科の入院で行う手術で最も多いのは白内障に対する水晶体再建術ですが、水晶体再建術は外来手術でも多数行っています。その他に網膜剥離、増殖糖尿病網膜症、黄斑円孔、黄斑前膜、などの網膜硝子体手術の患者さんも多数おられます。※診療科の特色や治療実績等、診療科のページをご覧ください。※患者数が10未満の場合の数値は「－」で表記しています

耳鼻いんこう科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K340-5	内視鏡下鼻・副鼻腔手術３型（選択的（複数洞）副鼻腔手術）	18	1.61	4.06	0.00	61.72
K3772	口蓋扁桃手術（摘出）	18	1.33	5.11	0.00	20.50
K4631	甲状腺悪性腫瘍手術（切除）	13	1.31	5.00	0.00	51.31
K4611	甲状腺部分切除術、甲状腺腫摘出術（片葉のみ）	12	1.50	4.42	0.00	57.67
K4571	耳下腺腫瘍摘出術（耳下腺浅葉摘出術）	－	－	5.44	－	－

耳鼻いんこう科では、扁桃疾患と副鼻腔に対する手術が最も多くなっています。その他では甲状腺腫瘍、耳下腺腫瘍、慢性中耳炎、喉頭疾患などに対する手術が多くなっています。※患者数が10未満の場合の数値は「－」で表記しています

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K8036ｲ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用のもの）	128	1.19	3.19	0.78	75.21
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	51	1.00	4.04	1.96	68.45
K7811	経尿道的尿路結石除去術（レーザー）	41	2.59	3.20	4.88	70.51
K843-4	腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術（内視鏡手術用支援機器を用いる）	33	1.21	8.15	0.00	70.12
K773-2	腹腔鏡下腎（尿管）悪性腫瘍手術	24	1.29	8.88	0.00	71.54

泌尿器科では、膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的）が最も多く、次に経尿道的尿管ステント留置術、経尿道的尿路結石除去術（レーザー）、腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術（ロボット手術）、腹腔鏡下腎（尿管）悪性腫瘍手術の症例が多くなっています。その他にも、低侵襲な内視鏡（経尿道的・腹腔鏡下）、ロボット支援による悪性腫瘍手術などを多く行っています。

呼吸器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6151	血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（止血術）	12	0.83	6.25	0.00	72.67
K6112	抗悪性腫瘍剤動脈，静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置（四肢に設置した場合）	－	－	7.63	－	－
K0461	骨折観血的手術（肩甲骨，上腕，大腿）	－	－	17.75	－	－
K386	気管切開術	－	－	26.00	－	－
K0821	人工関節置換術（肩，股，膝）	－	－	31.00	－	－

呼吸器内科では、止血のための血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）を行っています。その他は、概ね他診療科で行われた手術です。当院では必要に応じて、手術のための転科や手術後の転科を行い、複数の診療科と連携をして治療を行っています。※患者数が10未満の場合の数値は「－」で表記しています

腎臓内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6121ｲ	末梢動静脈瘻造設術（内シャント造設術）（単純）	53	6.85	12.21	7.55	73.55
K616-41	経皮的シャント拡張術・血栓除去術（初回）	－	－	2.57	－	－
K616-42	経皮的シャント拡張術・血栓除去術（１の実施後３月以内に実施）	－	－	6.40	－	－
K5481	経皮的冠動脈形成術（高速回転式経皮経管アテレクトミーカテーテル）	－	－	9.00	－	－
K635-3	連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術	－	－	12.00	－	－

腎臓内科では、血液透析のための内シャント設置術を行っています。その他は、概ね他診療科で行われた手術です。当院では必要に応じて、手術のための転科や手術後の転科を行い、複数の診療科と連携をして治療を行っています。※患者数が10未満の場合の数値は「－」で表記しています

腫瘍内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K635	胸水・腹水濾過濃縮再静注法	11	3.27	5.27	0.00	68.64
K6112	抗悪性腫瘍剤動脈，静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置（四肢に設置した場合）	－	－	14.00	－	－
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	－	－	5.00	－	－
K768	体外衝撃波腎・尿管結石破砕術	－	－	1.00	－	－
K783-3	経尿道的尿管ステント抜去術	－	－	5.00	－	－

腫瘍内科では、癌によって貯留した腹水の治療として胸水・腹水濾過濃縮再静注法を行っています。その他は、他診療科で行われた手術です。当院では必要に応じて、手術のための転科や手術後の転科を行い、複数の診療科と連携をして治療を行っています。※患者数が10未満の場合の数値は「－」で表記しています

乳腺外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K4762	乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わない））	29	1.03	2.52	0.00	63.45
K4763	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩部郭清を伴わない））	20	1.05	5.20	5.00	66.90
K4765	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術・胸筋切除を併施しない）	11	1.00	6.64	0.00	61.18
K4764	乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴う））	－	－	4.17	－	－
K4741	乳腺腫瘍摘出術（長径５ｃｍ未満）	－	－	1.60	－	－

乳腺外科では、乳癌の手術症例が最も多くなっています。※患者数が10未満の場合の数値は「－」で表記しています

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	－	－
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	－	－
180010	敗血症	同一	35	0.31
180010	敗血症	異なる	37	0.32
180035	その他の真菌感染症	同一	－	－
180035	その他の真菌感染症	異なる	－	－
180040	手術・処置等の合併症	同一	22	0.19
180040	手術・処置等の合併症	異なる	－	－

令和２年度 京都桂病院 病院指標

令和２年度京都桂病院病院指標