栄養部門

そらまめ教室

みなさん、こんにちは😊
今年の冬は、雪がよく降りますね❄
とっても寒いですが、もう2月も終わり、すぐそこに春が来ています🌸

「春」といえば・・・。つい最近「春」に関するお話を患者さんにする機会がありました👏

今月20日、1年と数カ月ぶりに、腎臓病教室を開催しました。
当院の腎臓病教室は「そらまめ教室」といいます。
理由は、お分かりの方も多いと思いますが、腎臓の形がそらまめの形に似ているからです!🤭

今回のテーマは「もうすぐ春です」でした🌷
今日はその様子についてレポートします✨


そらまめ教室は医師・看護師・管理栄養士からの講義を聞いていただき、当院の減塩食を召し上がっていただくというプログラムになっています✨
当院の血液浄化センターの看護師さんが中心となって進行して下さいました👏


まずは、当院腎臓内科部長 宮田仁美先生による講義です。
「生涯にわたるCKDの治療」ということで、生活を送る上での心得など、
いつもながら、とても分かりやすく、腎臓の大切さや、生活面で気を付けたいことなどをお話してくださいました。

具体的に症状に関することや、生活面での対策のお話が聞けて、改めて「気を付けよう」、「これからもがんばろう」と感じていただけたのではないかと思います💪


看護師さんからは、血圧のお話で、正しい血圧測定の方法や、血圧と腎臓の関係など、
日頃の自己管理に役立つお話がたくさん聞くことができました。

管理栄養士からは、減塩の工夫をした、調理法・味付け・食べ方を紹介しました。また、カリウムについて、カリウムを減らすための下処理のことや、春野菜に含まれるカリウムの量をお話しました🥬


そして、お楽しみの減塩食の実食!!
減塩食の1日の目標の食塩量は6g未満であり、1食あたり2g以下が理想となります。
今回も、実際に食塩2g未満の食事を提供しました。

本日のメニューはこちら🍚

<そらまめ献立> 食塩1.8g❕
🥄ごはん
🥄白菜なべ風
🥄小松菜のお浸し
🥄大根の炒め煮
🥄果物(キウイ・桃缶)

参加してくださった方からは、「減塩でもとっても美味しいです」「味のメリハリがよくわかります」と減塩でも美味しく調理できることや、味付けの工夫を実感して頂けた様子でした✨
やっぱり、実際味わってみてさらに、「これくらいでいいんや」という安心感や、「いつももう少し濃いから気を付けよう」と理解が深まるのだと思います。
「百聞は一味に如かず」ですね(笑)


アンケートからは…
「腎臓病を軽く考えていましたが、恐さがよくわかりました」
「高血圧について特に注意が必要であることを再認識した」
「健康管理に食事の塩分が大きく影響することを改めて感じました」

などなど、たくさんの感想を頂戴し、良い時間を過ごしていただけたようでした😊

そらまめ教室は季節ごとに開催を予定しています。
腎疾患がおありで参加してみたい方、健診等で腎臓が気になる方は当院の主治医に一度ご相談くださいね。


管理栄養士A
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