栄養部門

きのこ栽培はじめました

みなさんこんにちは。
突然ですがみなさんは「きのこ」はどのように栽培するかご存知でしょうか?

実は最近、きのこ栽培を始めたのでその様子をご紹介します。
少し長くなるのでお時間ある方はぜひ読んでみてください♪

きのこ栽培は大きく2種類に分かれます。
伐採した木を使用する原木栽培と、おがくずなどで人工的に準備した土台を作る菌床栽培があります。今回は原木栽培を行いました!「椎茸」と「ひらたけ」を栽培していきます✊

まずは原木を入手するとろから始まりますが、
今回はホームセンターで購入したものを使用し、植菌作業を行なっていきます。
原木にドリルで穴を開け、そこに駒菌をトンカチで打ち込んでいきます。

「駒菌」とは、駒状に成形した木片に菌糸を培養したものです。
植菌した原木を日当たりの良い林の中などに横積みしておきます。
これを「仮伏せ」といいます。膝の高さまで積み上げて、乾燥する場所ではネットや小枝で覆い、1カ月から2ヶ月間寝かせて菌を定着させます。

その後、温度や湿度などの刺激を与えながらきのこを育てていきます。
きのこが収穫できるまで約2年ほどかかります!
原木栽培がこんなに時間がかかるとは知らなかったので驚きです!
収穫までは長いですが、しっかりと育ってくれることを願いたいと思います😊

「きのこ」の栄養素についてもご紹介したいと思います。
食物繊維の一種であるβグルカンが含まれ、免疫力を高める働きがあり、
とくに、「椎茸」や「まいたけ」に多く含まれています。
その他、ビタミンDが多く含まれ、ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあります。
また、ビタミンDは脂溶性ビタミンなので油と一緒に摂ることで栄養素の吸収率が上がります。炒め物や天ぷらなどにして食べるのがおすすめです。
皆さんもいろいろなきのこ料理を味わってみてくださいね😊

 

管理栄養士KS

 

 

参照:20252月16日

・農林水産省│だから美味しい!きのこの生産現場をのぞいてみよう
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2110/spe1_03.html
・農林水産省│特集1きのこ(1)
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1610/spe1_03.html
・栄養の基本がわかる図解事典
監修:中村丁次(発行:2023年7月20日)

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