秋の味覚といえば・・・
こんにちは!
9月に入り、朝晩は少し肌寒くなってきましたね。
秋の装いを感じるこの頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
秋といえば食欲の秋!
旬を迎える食材が多く、ぶどう狩りやさつまいも掘りといったイベントに参加する方も多いのではないでしょうか。
私は最近スーパーでさんまを購入し、さんまの塩焼きを食べました😊
せっかく食べるなら美味しく食べたい!と思いさんまの選び方や焼き方について調べたので共有させていただきます!
まずは選び方のポイントです🐟
①厚みがあり尾まで太っている
②首の後ろに丸みがある
③腹が銀色に輝いている
④肛門が引き締まり、内臓が出ていない
見るポイントがこんなにあるなんて知りませんでした😯
次に美味しい焼き方についてご紹介します!
①さんまの両面に塩を振り、冷蔵庫に10分置く。キッチンペーパーで水気をふく。
②火が通りやすいように身の厚いところに切り込みを入れる。
③魚焼きグリルの下皿に水を張り、グリルを強火で2分ほど予熱する。
さんまの両面に塩を振る。尾びれには塩をまぶす(飾り塩)。
③盛り付けるときに表になる方を上にして、中火で5~6分焼く。
④裏返し、さらに5~6分焼く。表面が色づいて脂が落ちるようになったら焼き上がり。
⑤大根おろしをすりおろし、皿にさんま、大根おろし、お好みですだちを添えて完成。
ポイント!
🌟尾びれはそのまま焼くと焦げて取れてしまうため塩をまぶしておく(飾り塩)ことで焦げを防いでくれます。
🌟きれいに焼き上げるためにはグリルを予熱しておくとが重要です。
皮がパリっと焼け、焼き網へのくっつき防止になります。
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さんまには脂肪酸のEPA、DHAを多く含みます。
EPAには血栓ができにくくする働きがあり動脈硬化の予防にする働きがあるといわれています。
DHAは脳や神経の情報伝達に関わっています。また、中性脂肪を低下させる働きがあります。
さらにカルシウムや骨の形成を促進するビタミンDも多く含まれています🦴
栄養満点のさんまですが、EPAとDHAはグリルなどで焼くと脂が落ちて栄養素も落ちてしまいます。焼いて食べるのも格別ですが、ホイル焼きや煮物にして食べると栄養素を逃さず食べることができるのでおすすめです。
今まで何気なくグリルで焼いていましたが、今回調べてみると選び方、焼き方に色んなポイントがあり勉強になりました。次はもっと美味しくいただきたいと思います😊🐟
[参考文献]
・農林水産省 味の再発見!昔ながらのニッポンの郷土料理 第5回
・農林水産省 冬さんまの塩焼き
・栄養の基本がわかる図解事典
・下記写真(農林水産省 冬さんまの塩焼き より)
管理栄養士 KS