栄養部門

蛍を見に行きました!

突然ですが、6月は蛍が見られる季節です💡
当院のある西京区でも蛍が見られるとの情報を、以前にタクシーの運転手さんが教えて下さったことがあり、気になっておりました…

その後、友人たちにリサーチして場所を特定し、行ってみました!
もちろん川沿いになるので、バスで向かうことにしたのですが、バス停でも親切に
「ほたるが見れます!」とどなたかの手書きで貼り紙が…

20時半に到着し、川沿いを歩いていたら、ちらちら黄色い小さな灯が…
たくさんではありませんが、確かに蛍を確認できました!

他にも見に来ている人が向かいから歩いてくるのですが、真っ暗ではっきり見えなくて不安に
なりました。年齢的なものもあるのかもしれませんが😅
もしやビタミン不足かしら?と思ったのです。

「暗順応」という言葉を知っていますか?🔦
暗順応とは、「明るい所から急に暗い所に移ったとき,はじめは見えないものが,しばらくすると見えてくること」です。

ビタミンAが不足すると、暗がりで目が見えにくくなってしまうことがあるそうです👀
私がなぜ、すぐにそれを思い出したかというと、「栄養士だからでしょ。」とつっこまれそうですが、私は中学の家庭科の授業でこのように習いました。

「Aを横にしたら目みたいになるから、このように覚えなさい」と、黒板に書かれた絵が強烈に頭に残りました💦今となっては大変助かっています。他にもビタミンB、Cの覚え方もありますが、それはまたいつかどこかで…視覚に訴えるということはとても効果的ですね。

さて、ビタミンAですが、網膜の受容体内で光を吸収するタンパク質であるロドプシンの構成に欠かせない物質であり、また、結膜や角膜の正常な分化・機能を補助する物質でもあるため、視覚にとって非常に重要といわれています。

<ビタミンAを多く含む食品>
・レバー
・あんこうの肝
・うなぎ
・銀だら
・モロヘイヤ
・かぼちゃ
・にんじん
・あしたば

※参考文献
日本人の食事摂取基準(2020年度版):第一出版
栄養の基本がよくわかる図解事典:成美堂出版

ビタミンA、D、E、Kは「脂溶性ビタミン」といって、水に溶けにくく、アルコールや油脂に溶ける性質を持つビタミンです。脂溶性ビタミンは肝臓に蓄積されるので摂りすぎると頭痛や吐き気など過剰症をおこすことがあります😲

通常の食生活ではとり過ぎることはありませんが、サプリメントで摂ろうとすると注意が必要ですので、やはり食事からとることをお勧めします。

動物性食品に含まれるビタミンAは、どのような食べ方でも吸収がよく、植物性のものをは油と一緒に摂ると吸収率がアップします✨にんじんは油いため、モロヘイヤやかぼちゃは天ぷらなどいかがでしょう😊

今回はビタミンAの多い食品をご紹介しましたが、うなぎばっかり食べるなど(やってみたいですね!)食品を偏って摂らず、前提として主食、主菜、副菜そろえて摂ることを基本にしてくださいね👆栄養が組み合わさってより効果が発揮されることを知っていただきたいのです🥺

夏祭りなど、夜のイベントが増える季節が近づいてきました🌙
夜道の転倒にはお気を付けください!

管理栄養士IK

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