薬剤部門

熊本災害派遣の報告

みなさんこんにちは。薬剤科のNHです。
この度、京都府医師会JMATによる熊本地震災害派遣に立候補し、
JMAT京都の第4陣(8/24〜8/26)の薬剤師メンバーとして、災害支援に参加してきました。

私自身は、能登半島地震の際にも災害支援に参加し、その時の様子は過去ブログで紹介しています。もしご興味があればご一読ください!
https://www.katsura.com/department/department/drug/20240202.html

JMATとは
JMAT -Japan Medical Association Team- (日本医師会災害医療チーム)は、日本医師会が組織する災害医療支援チームを指します。

都道府県により、チームの組み立て方法は異なるようですが、
京都府は医師、看護師、薬剤師、ロジスティクス(業務調整員)の4人構成となっています。

能登半島地震では薬剤師のみのチーム構成での参加であったため、
今回は多職種で参加できることに、緊張感とともに高揚感を感じていました。

出発!!
8/24は6:00に京都府医師会館に集合し、荷物の受け取りとミーティングを行い、出発です。
京都駅からは新幹線で熊本駅まで向かい、熊本駅からは車にてJMAT地域調整本部まで向かいます。

JMATは今回、震源地に近く被害が大きかった宇城(うき)と八代(やつしろ)の2つの地区に調整本部を設置しています。
我々京都JMATは、八代地区に派遣の方針であり、八代保健所に設置されている調整本部に向かいました。

道中では、災害により倒壊した家屋をいくつも確認できました。
特に八代や宇城は、熊本中心部から車で南に1時間〜1時間半程度離れており、古い家屋も比較的多かったのだと思います。

JMAT八代調整本部近くの八代城跡では、石垣が崩れてしまっていました。

いざ任務地へ
本部にチェックインした後、我々の任務地に向かいます。
八代地区の病院における医療支援が我々のミッションとなりました。

病院で勤務している医療従事者も被災者であるということは、とても重要な視点だと思います。ニュースなどでも耳にしており、私自身、「なるほど、そうですよね。」と、頭ではわかった気になっていました。

しかし、実際に現地に入り、様々な話を聞くことで、よりリアルに被災するということを考えるようになりました。「現場に行ったからこそ感じられるものがある」ということを強く感じました。

JMAT外来診療支援
薬剤師としての私の業務としては、JMATによる外来診療の中で、医師の診療サポートとなっていました。災害カルテはすべて手書きになっているため、カルテ記載も非常に時間がかかります。また、処方箋についても手書きであることから、記載間違いや不備が起きやすくなっています。
さらに、現存している薬剤は何があるのか?代替は何か?といった情報も、紙の束で情報はあるものの、一つ一つ確認することは非常に手間を伴います。

そのため、薬剤師がいることで、これらの問題を解消できます。災害時こそ、薬剤師がいることで診療の動きにくさが改善されると思います。

一人でも多くの薬剤師が災害支援に参加してほしい
薬剤師がいると、災害時に被災者だけでなく、医療従事者を支援することができます。
そのためには、「薬剤師がその場所にいる」必要があります。

多くの医療従事者による支援が行われますが、その中に薬剤師がいることが重要だと思います。
経験豊富な人よりも、助けたい・助けになりたいと思う人が、必要とされている人材であると京都府医師会の先生も話されており、私自身もそう思います。

現場に行けば、必ず感じること、気づくこと、学ぶことがあります!

是非災害支援について、今一度考えてみてください!
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