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地域がん診療連携拠点病院
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桂ニュース7月号
 
心臓CT検査が開始となりました
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CT
 心臓血管センターは今年で開設10年となりました。これまで17,000件のカテーテル検査と、6,500件の心臓血管疾患のカテーテル治療実績があります。心臓血管疾患の治療を行うかどうかを判断するため、心臓カテーテル検査は非常に詳細な情報を提供してくれる検査法として広く行われてきました。短所としては局所麻酔下にカテーテルを心臓まで導入して行う検査であり、患者さんにとっては負担がありました。カテーテル検査が必要であった理由は、動いている心臓の血管画像をうまく撮影することが出来なかったためです。
 近年実用化された64列マルチデテクターCTでは、管球より出たX線を64の検出器で探知し、コンピューター画像上で冠動脈の三次元像を構築できるようになりました。カテーテル検査では狭窄像としてしか示されなかった動脈硬化巣のプラークも診断が可能となっています。心臓CT検査の長所は、高い陰性的中率(98〜99%)であり、CTで冠動脈硬化症がなければほぼ問題ないといえます。
 狭心症を疑いますが、一度しか症状がなくはっきりしない患者さん、膝が悪く運動負荷心電図が行えない患者さん、糖尿病などの動脈硬化ハイリスクで冠動脈疾患を疑うが、無症状でありカテーテル検査までは、と思われるような患者さんなどが良い適応となります。造影剤の点滴を行い、撮影時間約5秒と非常に短い時間で検査が可能となり、低侵襲で冠動脈硬化症の検査が可能となり、今後は初回のカテーテル検査に取って代わっていきます。ただし動脈硬化が強く、石灰化が著明な場合、金属のステント植え込み後などはX線が通過しにくく、CT画像で判断が困難であること、血管の痙攣による狭心症などではカテーテルによる機能検査のほうが優れており、それぞれの長所、短所を考え検査を行っていきます。

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